新川桂株式会社

2017棉花栽培その⑤

2017年10月2日/棉花の栽培

早くも北海道で初雪が観測されました。9月28日に観測したそうですが、九州では考えられません。

今年はいつもより肌寒くなるのが早いような気がします。

 

さて、今年の棉花栽培も収穫の時期になりました。

 

前回は、コットンボールがチラホラと出てき始めましたが、最近はたくさんコットンボールができたので収穫しています。

 

まだまだこのように、下の写真のように蕾の状態のものもありますが、それももう少ししたら見納めです。

 

コットンボールになるのは嬉しいけれど、収穫してしまうと少しさみしい気持ちになります。

 

 

でも、このコットンボールから糸を紡ぎ、肌着や洋服など色々な商品になるのですからすごいですよね。生活には無くてはならない農作物です。

 

また、自分たちで栽培して分かるのですが、布団一組作るのにどれだけの棉花を植えないといけないのか、どれだけの土地が必要なのか、考えただけでも途方もない量です。

 

現在の棉花の状況は、99.9%が海外で作られています。世界中で年々、作付面積が減少しています。

生活に無くてはならない物なのですが、棉花農家の方も減っています。そうなると物が少なくなり自然と棉花の相場は高くなります。実際に、ここ数年でかなり価格が高騰しており、ポリエステルを主とした製品を作るところが増えています。

それでも私たちは、棉花の良さを伝えていき、木綿わたにこだわった商品を作っていきたいと思っています。

 

『No Cotton No Life』

 

少し大げさかもしれませんが、僕たちはそう思っています(^^)

 

ちなみにコチラが収穫した棉の実(コットン)です。

 

まだ種は取り除いていない状態です。種を取るとこの半分くらいになってしまいます(ノД`)

 

しかも、種から綿を取る作業は大変です。やったみて初めて知りました。ものすごく根気がいる作業です( ゚д゚ )

 

今度、種取り機を買おうかと考え中です。大きいものはさすがに無理なので、小さいものを検討中です。

 

では、みなさま、季節の変わり目で気温が変化しやすです。風邪をひかないようにグッスリ布団で寝てください。よく寝ることが風邪の予防にもなりますよ!!

 

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