新川桂株式会社

こたつふとんの話し

2017年10月10日/ものづくり

朝方は肌寒くなってきたと思ったら、昼間はまだまだ30度の夏日の日もあり、なんだか風邪をひい

てしまいそうな寒暖の差ですね。

弊社は現在、工場の中がとても混雑してまいりました。原料の製綿(布団や久留米はんてんの中わ

た)づくりや、打ち直し、座布団の加工など、冬の準備で慌ただしくなってまいりました。

なかでも、最近は、こたつ布団の打ち直しがとても増えてきました。

お客様の使わなくなったおふとんを打ち直して、こたつ布団に作り直すご依頼が多く、季節の変わ

り目を感じます。

打ち直しをすると、押し入れの中がスッキリし、なおかつ新しいおふとんとして使えるので、一石

二鳥でお客様に喜んでいただいています。

こたつの歴史は古く、室町時代から使われているそうです。約、500年も前から使われていて、今現

在も、沢山の人がこたつを使っていると思うとすごい歴史ですよね!!

私たち新川桂㈱は、木綿わた入りのこたつ布団を作っている数少ない工場です。

今の主流は、ポリエステルのこたつ布団ですが、やはりムレ感の問題などを考えるとやはり木綿わ

た入りのこたつ布団はちょうどいい暖かさです。私たちはこの『ちょうどいい』を大切にしています。

 

 

綿入れ(手仕立て)を終え、キルティングミシンにかける前のこたつ布団です。

 

 

以前は、こたつ布団と言ったら、暖色系の色ばかりでしたが、最近は寒色系の紺や黒色などのこた

つ布団もすごく増えてきました。

他にも、地場の織物「久留米織り」の生地も人気です。

「久留米織り 刺し子の黒」

 

「久留米織り 紬の灰色」

 

「久留米織り 紬の朱」

 

久留米織りの生地は、おもに洋服に使われる生地で、色味も、肌ざわりも良く、こたつ布団に使用

するとすごく雰囲気が良く、気持ちがいいです。

サイズや、堀こたつ用など、色々な規格に対応しています。

この冬をこたつで暖かく過ごしてみてはいかがですか?

 

 

新川桂株式会社

TEL 0942-53-2288

FAX 0942-53-2289