新川桂株式会社

夏の睡眠

2017年6月20日/睡眠

今回は夏の睡眠について。

いや~本当に暑くなってきましたね。気温30℃を超える日も珍しくなくなってきました。

 

6月に入って急に気温が高く湿度も高くなり、眠りづらくなってきた方が増えてきたと思います。

 

四季の中で一番睡眠時間が少なくなるのが『夏』です。

 

皆さんも経験あると思いますが、『夏』は気温が高く、湿度も高くなるため、なかなか眠りに入れない方が多いと思います。

 

寝付くまでに時間はかかる。寝てからも途中で蒸し暑くなり目が覚める(中途覚醒)。朝も暑くていつもよりも早めに目が覚める。などの経験がある方は多いと思います。なかなか熟睡できない日々が続くといった方も少なくありません。

 

実際に夏と冬では平均で30分近く睡眠時間が減るそうです。暑さで疲れて、食欲も減り、熟睡できなければそりゃ夏バテにもなりますよね。

 

睡眠時間が減り熟睡が出来ないと、身体や脳がゆっくり休めないため次の日にも疲れが残り、仕事や生活に支障が出てきます(パフォーマンスの低下)。それが続くと夏バテや病気の原因にもなります。実際に睡眠時間が減るといろいろな病気の危険性が大幅に増すデータも出ています。まさに負のスパイラルですね。

 

では、夏の睡眠はどのように対処しなければならないのか?

 

①午後3時以降は昼寝をしない。昼寝は15~20分ぐらい。

 

②夕方に軽い運動をする。夜に激しい運動をしない。夜に激しい運動をすると逆に寝付きにくくなりますので注意して下さい。

 

③夕食は寝る3時間前には済ませる。寝る前に食べると胃腸が活発に動き体温が上がって寝付きが悪くなります。カフェインの摂取にも注意して下さい。カフェインには脳を刺激して眠気を和らげる効果があります。就寝前のカフェイン摂取はよくありません。

 

④寝る1~2時間前にお風呂に入る。ぬるめのお湯に30分程度浸かるといいです。お風呂に入ってから徐々に身体が冷えてきますが、そのときに眠気が強くなります。そのタイミングを見計らって寝ると良いです。

 

⑤パソコン、テレビ、携帯電話・スマートフォンは寝る前にはあまり使用しない。パソコンなどの画面の光(ブルーライト)は光量が強く、眠気を誘うホルモンの分泌を抑えてしまう効果があります。寝る1時間前には全て消しておくと良いと思います。

 

など、上記のことを実践していただくと眠りやすくなります。

 

しかし、『夏場の暑さはコレぐらいじゃなんともならない』という方には、、、

 

クーラーを使うのが一番手っ取り早いです。笑

(やっぱりそうか。)

 

しかしクーラーもあまり使いすぎないでくださいね。室温は26~28℃ぐらいにして湿度は50~60%程度が好ましいです。クーラーの使用時間は、タイマー2~3時間で十分です。寝付いてから3時間ぐっすり眠れれば最低限は大丈夫です。

何故なら、眠りについて最初の3時間の間に一番深い眠り(ノンレム睡眠)が身体や脳を休ませてくれるからです。

 

後は、寝具にも気をつけると良いと思います。

 

夏場の蒸し暑い時期なんかは『麻』の素材を使用すると良です。『麻』特有のサラッとした肌ざわりと、繊維の中でトップクラスの吸湿性があります。吸湿性が抜群でムレ感を抑えて眠りやすくなります。

麻は熱伝導率も高いので熱を吸い取ってくれます。

 

熱伝導率とは、、、鉄なんかを触ったときに冷っとしますよね?それです!!手の熱を鉄が吸い取って冷っと感じるからです。

 

そんな麻素材のおふとんを使ってみるのも一つの手だと思います。

 

 

上の写真は弊社が作っている麻の肌掛け布団になります。

表生地、裏生地『近江ちぢみ麻100%』を使用し、中綿にも『麻100%』使用しています。全て麻で出来た、軽い掛け布団になります。

 

夏は一年で一番眠れない季節ですので睡眠には気をつけてくださいね(^^)

 

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